~安城市の歴史~

2020年01月23日

約1万年前から人々が住み始め、先進的な文化を持っていたため、縄文時代から弥生時代、古墳時代にかけての貝塚や遺跡・古墳が多数残されています。

室町時代には徳川家康の先祖である松平氏の勢力下となり、戦国時代には織田家・松平家・今川家の各領地の境界に近いこともあって戦乱の時代を過ごしました。

江戸時代に入ると、大規模な治水工事とともに新田開発が始まり、農地の面積が拡大しました。

その後も農地開発は進み、1878年(明治11年)に明治用水の建設が始まると、農業都市として大きく飛躍するきっかけとなりました。

大正以後は鉄道網の整備や多くの農業指導機関が設置されるなど、日本の農業の先進地域となり、この頃から日本のデンマークと呼ばれるようになりました。

1952年(昭和27年)、安城市が誕生すると、その後は近隣の町村を編入し、1967年(昭和42年)に現在の市域となりました。

1988年(昭和63年)、JR東海道新幹線の三河安城駅ができるとさらに発展し、2000年(平成12年)、環境の国際規格ISO14001の認証を取得。

環境都市として新たなスタートを切っています。

安祥城跡